さよなら、アドルフ/LORE
2012年オーストラリア、ドイツ、イギリス
監督:ケイト・ショートランド
脚本:ケイト・ショートランド、ロービン・ムケルジー
出演:サスキア・ローゼンダール、カイ・マリーナ、ネレ・トゥレープス、ウルシーナ・ラルディ、ハンス・ヨッヘン・ヴァーグナー
まず第一に思うのは、
なぜ原題のままではだめだったのか。
「グッバイ、レーニン!」(あれは原題ママ)に寄せた?わけないか。
確かにヒトラーにサヨナラしたようだけど、
戦後のとある少女の半生、というような気もする。
邦題はサブタイトル的にとらえればいいだろうか。
混乱している世の中を、自身もまだ14歳という子供なのに幼い妹ら4人も引き連れて900㎞離れた祖母の家を目指す…
過酷すぎて聞いただけで怖くて泣きそう。
しかし常に気を張り弱音は見せないローレ。
この責任感の強さがよくもあり、アダとなったり。
説明的なセリフが少ないので、
じっくり観て考えるお話だった。